原谷苑は京都の北山原谷にある個人所有の庭園です。
行きにくい場所ということもあって穴場スポットとなっているようですが
その綺麗さから一度訪れた人からの評判が広まっています!
原谷苑とは?
昭和の初めに、代々山林業を営んでいた高畑家の血をひく
村山常太郎は鷹峯土天井町に桜、梅、紅葉などの農園を創めていました!
ところが加賀前田公爵の別荘を建てたいという要望に答えるために
農園の土地を譲ってしまうのです!
花が好きだった村山常太郎はその後も花を植えられる場所を探していたところ、
当時の原谷開拓団から話を受け現在の場所に農園を開いたそうです!
花好きで初めた農園なので最初は一般公開はしていなかったのですが、
農園の中の桜園が評判となったそうです!
桜の時期だけ一般公開するようになった桜園は原谷苑と名付け、
園内の料理旅館を青山荘という名前で新たにはじまりました。
平成に入った頃には土場の改良のために
新しい品種の草木を植え始めるそうです。(山吹、つつじ、 林檎、ミズキなど)
原谷苑の入園料、開園時間、見頃は?
原谷苑の桜は4000坪になる敷地に400本にも及びます。
100本以上もある「しだれ桜」は満開の時期になると
桜のシャワーのように降りそそいでとても美しい景色となります。
桜に囲まれて過ごすといった感じで
苑の周囲の建物なども完全に隠れるほど桜で賑わいをみせてくれますそうです!
日頃の疲れを忘れさせてくれる景色といえるでしょう。
4月上旬は「ソメイヨシノ」から下旬の「里桜」まで約1ヶ月もの間楽しむことができます!
- 春のお花見の時期の開園時間は9:00時から17:00時となるようです!
- 入園料はその日の開花状況によって変わります。300円から1500円の間となっているようですね!
- 毎年お花見といえば天気などによって満開の時期が変わってしまいますよね。でも原谷苑は桜の種類が豊富なので、早めに咲く桜から遅めに咲く桜まであるので楽しめる時期が長いのがうれしいところです。
会場内は飲食物の持ち込みは禁止となっていて、
ペットの同伴、三脚やビニールシートなどの仕様も禁止事項となっています!
お花見の時期は園内はとても込み合うでしょうし、
他の方の迷惑とならないように純粋に桜を楽しんでもらいたいという思いからでしょうね!
飲食物は持ち込むことはできませんが、苑内には売店が多数用意されています。
おでん、甘酒、お団子の他、桜の時期には
原谷苑限定のお弁当「紅しだれ弁当」も売られています!
広大な原谷苑の桜の種類は、
ソメイヨシノ、紅しだれ桜、円山のしだれさくら、山桜、吉野桜、黄桜、
大島桜、ぼたん桜、菊桜などとなり、桃源郷といられるほどです!