2015年の節分は、2月3日となっています。
そもそも節分とは、なんでしょう?
鬼に豆をまく日、巻寿司を丸かじりする日、くらいしか浮かびません。
やったことはありませんが、
柊(ひいらぎ)に鰯(いわし)をさして玄関に飾る
という(やいたがしと言うらしい)のもあるそうです。
今までなぜ鬼に豆をまくのか、巻寿司を丸かじりするのか考えてことがなく、
なんとかくやっていました。せっかく思いついたので意味を調べてみました。
目次
- 節分とは?
- 立春はどのようにして決まるのか?
- なぜ豆まきはするの?
1、節分とは?
そもそも節分とは、書かれている漢字のとおりで日本にある四季春夏秋冬の区切り、
境目、1年の最後を表しています。
季節の変わり目は、春夏秋冬全部にあります。
立春、立夏、立秋、立冬になります。
これらは四立(しりゅう)と言うようです。
昔は、季節の変わり目は隙間があると言って邪気が入りやすいと思って
いろいろな邪気を払ういろいろな行事が行われていたようです。
しかし春の2月の節分を除いて特に行事は残っていません。
たぶん寒い冬から暖かい春を迎える喜びから2月の節分が残ったように思います。
ただ私の家では、立冬については、冬を迎えるということで
暖かい食材を食べるということ思い出したようにやっていました。
2、立春はどのようにして決まる?
さて2015年の場合は、立春が2月4日になるので、
その前日2月3日が節分となるらしいです。
そもそも立春はどのようにして決まるのでしょうか?
実は、現在の年始である1月には特に意味がないらしい。
農業を主として生活する人が多かったので、
農業の行事を基準にこよみが決められていました。
そのため春は種植えなどのスタートである春2月が基準です。
そこから太陽の周期にそって24に分割してそれぞれの時期に応じた
農業に関する行事が行われていました。
そのためスタートである冬から春への季節の変わり目を
節分として行事が残ったのではないか思います。
3、なぜ豆まきをするの?
次になぜ豆まきをするのでしょう。
豆には、魔除けの力があると考えられています。
そのため邪まな気持ちが入る込む隙間がある節分の時期に
魔除けの豆をまいて鬼は外と言って邪気を払う行事として行われています。
また豆まきが終われば、無病と息災を祈願して
自分の年齢に一つ足した分の数の豆を食べる
ということも行われているところもあります。
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イワシの頭を飾る“やいたがし”は、イワシの匂いと柊のとげで
邪気を払いと言う意味があるようです。
そのほか関西地方発祥の習慣と縁起のいい方向に向かって
太巻き寿司を食べるという行事も残っています。
季節の変わり目の中で草木が元気になってくる春の節分は、
豆まきをして、恵方巻を食べて、踏み出しましょう。
というわけで最後までご愛読ありがとうございました。