そろそろ秋も深まり、北海道などの寒冷地域では初雪の声が聞かれています。
そろそろ冬です。冬といえば、寒さによる風邪などの呼吸器系の病気が、
流行しだします。通期の電車でもマスクをした人が増え始めます。
私は、インフルエンザ等の感染症対策に有効なようですが、
マスクはなかなか好きになれません。
自分がするのは当然息苦しく、真冬でも熱く、最悪です。
また人がマスクをしているのもあまり好きでありません。
さて実際インフルエンザ(感染性感冒)は、どのように感染してどのように発病し、
どのような症状なのでしょうか?
目次
- どうやって感染して発病するの?
- 潜伏期間はどれくらい?
- インフルエンザの種類
1、どうやって感染して発病するの?
感染は空気感染や分泌物による感染です。
口や上気道そのためマスクや手洗い励行により
ある程度感染を防ぐことができる可能性があります。
2、潜伏期間はどれくらい?
潜伏期間は、2~5日程度です。
症状としては、38度以上の高熱、全身の筋肉痛などの症状があります。
3、インフルエンザの種類
インフルエンザには、大きく分けるとA型、B型、C型があります。
症状は、A型、B型、C型の順番に軽くなります。
C型の症状
C型と言うのは、ほとんどの人が幼児期に感染し、免疫ができます。
その上症状が軽いため感染したことを気が付かない場合もあります。
そのため大人が感染することはあまりありません。
B型の症状
次にB型は、腹痛や下痢の症状が出やすいです。
また決まった形のウィルスによる感染であるため、
予防接種で流行を防止することが可能です。
A型の症状
一番問題になるのは、A型と言われるものです。
これは、一定の形にとどまらず、自然宿主である鳥にて遺伝子の型が変化するため、
ワクチンを作ることが難しく、予防接種をすることが困難です。
また症状が比較的重く、高熱、のどの痛み、鼻づまりです。
呼吸器系の病気を合併することがあります。
ワクチンを作りことが困難なことより多くの人が感染し、
多くの感染者ででることより感染するペースも早くなります。
国が行う予防としては、毎年WHOでの研究の成果を参考に専門による分析によって、
A型とB型から5種類程度のワクチンを作るようになっています。
しかし予想が外れることもあり、すべての流行を防止することはできません。
その上遺伝子型が変異するA型の場合は、
先に述べた通りワクチンをあらかじめ作ることは困難です。
そのため流行する可能性が高く、ワクチンを作る以外の対策を行い、
ウィルスの活動を弱くする対策を検討されています。
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例えばウィルスは高湿度に弱いので湿度を50%以上に保つ、
うがいや手洗いを行うなどの対策もはかられています。
インフルエンザはこれまで多くの大流行による死者を出しています。
流行しだすと取り込めるのが初期の対策です。
空港で赤外線センサーを用いて対応を図るなどの
水際対策や患者の隔離などの対応も重要だと思います。