皆さんは寒中見舞いをもらったことはありますか?
喪中で年賀状が書けないときに贈るのが一般的ですが、
喪中以外でも寒中見舞いを送ることがあります。
今回は寒中見舞いを送る時期について調べてみました。
寒中見舞いの用途とは?
では寒中見舞いの役割について考えてみたいと思います。
新年には年賀状を出しますが、喪
中で年賀状を送れないときに年賀状をもらった場合に寒中見舞いとして
近況などを添えて出すのが一般的ですね。
また、年賀状を出すのが1月7日に間に合わなかった場合も寒中見舞いとして送ります。
お歳暮を年賀状を送った後に頂いたときに御礼状として出すこともあります。
寒中見舞いの意味とは?
寒中見舞いは1年で寒さが厳しい季節に相手の体調を気遣い、
こちらの近況を伝える挨拶として送ります。
年賀状と違い、普通の官製はがきを使います。
2014年寒中見舞いはいつ送ればいいの?
では寒中見舞いはいつ送ればよいのでしょうか?
寒中見舞いの「寒」は二十四気のなかでは一番寒さが厳しくなる時期で
1月5日ごろと言われています。
天気予報などで「寒の入り」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
「寒」は1月5日から立春までで、2月3日の節分の頃までをいいます。
ですから寒中見舞いは1月5日~2月3日までに送るのが一般的です。
寒中見舞いの書き方
寒中見舞いを書くときにどのようなことに気を付けて書けばよいのかまとめてみました。
- 寒中見舞いの挨拶なる文章
- 時候の挨拶(省略する場合もあります)
- 年賀状をいただいていた場合は年賀状のお礼の言葉を書きます
- 近況やこれからもお付き合いをお願いするという文章を書きます。
- 相手への気遣いの言葉
- 日付
喪中で相手から年賀状をもらった時のお礼で書く場合は、
年賀状という言葉を使いません。「お年始状」と書きます。
寒中見舞いを出す時期で最も良いとされる日にちは、1月10日ころと言われていますが、
喪中で年賀状のお礼を書く場合はなるべく早く返信するようにしましょう。
またデザインは派手なものを避け落ち着いたデザインのものを選ぶといいですね。
立春が過ぎてから寒中見舞いを書きたい場合
立春が過ぎてから寒中見舞いを書きたい場合は「余寒見舞い」として書きます。
出す時期は立春の2月4日頃から2月末までと言われていますが、
寒い地方に出す場合は3月上旬ぐらいまで出しても大丈夫です。
最近では、スマートフォンや携帯電話などが流通して年賀状を送ることも少なくっていますが、
昔ながらの風習として寒中見舞いを送り、
書面で自分の近況を語り、相手の健康を気遣うのもいいことですね。